あーすぷらざ > あーすぷらざについて
“あーすぷらざ”(神奈川県立地球市民かながわプラザ)は、私たちが地球に暮らす一員として、世界の文化や暮らしについての国際理解や国際平和、地球規模の課題について、日々の生活の中で考え、自分にできる身近なことから行動していくための総合的な施設です。神奈川県が1998(平成10)年2月に横浜市栄区(JR根岸線「本郷台」駅前)に設置しました。
※「神奈川県立地球市民かながわプラザ」が正式名称で、
“あーすぷらざ”は愛称です。
この度編田前館長の退任にともない、後任として館長に就任いたしました。
昨年に続いて今年も新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、いかに利用者の皆様に安心、安全に使用していただけるかを模索しながら館の運営を行っています。来館が難しい方に向けてはSNSでの情報提供や動画配信やオンラインでのイベント等も積極的に取り入れていきたいと考えています。
映像ライブラリーは昨年度からインタネット上の予約システムを導入、自宅やスマートフォンからも蔵書の検索、予約が可能となっていますので、有効に活用していただけば幸いです。 リモートワークやオンライン会議など働き方や、学びの方法が多様化している中、人と人の心まで離れない為に、可能な限り施設の開館に努めると共に、イベントやセミナー等が途切れることなく進むよう努めてまいります。
日ごろより当館をご利用くださる皆様、事業を支えてくださる多くのボランティアの皆様に、引き続き、暖かいご指導、ご支援をいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
21世紀を生きる子どもたちへ
夏休みになりましたね。毎年この時期の常設展示室ではみんなの元気いっぱいの声が響き渡っているのですが、もう少しガマンが必要かもしれません。 今年の夏休み、あーすぷらざではカナガワビエンナーレ国際児童画展を開催しています。
世界各地でも新型コロナウイルスの影響によって、学校が休みになったり、外出が制限されたりする中、58の国と地域、そして神奈川県内から8千点を超える応募がありました。
感染拡大が続き大きな声で、ぜひ見に来てください、とは言えない状況ですが、ウェブサイト上に360度カメラを使ったバーチャル展示室も用意していますので、ご家族の方と一緒に楽しんでいただけたら幸いです。
神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
館長 當間 智雄(たいま ともお)
(指定管理者 公益社団法人青年海外協力協会)
神奈川県は、“あーすぷらざ”の管理運営について、2006(平成18)年4月から指定管理者制度を導入しました。2011(平成23)年度より2015(平成27)年度までは、公益社団法人青年海外協力協会・株式会社金港美装が、2016(平成28)年度より公益社団法人青年海外協力協会が指定管理者として“あーすぷらざ”の運営を行っています。
公益社団法人青年海外協力協会ホームページ http://www.joca.or.jp/
あーすぷらざでは、地球市民意識をはぐくみ、多文化共生に関する理解を深めるとともに、国際交流・協力等の活動を促進するために、様々な展示、イベント、セミナーや学習会を開催しています。
世界には、戦争や紛争、自然破壊や地球温暖化などの環境問題、貧困や格差、開発の不均衡など、一国では解決できず、地球的な規模で取り組まなければならない課題がたくさんあります。
また、経済のグローバル化に伴い、人々の国際移動はますます活発化し、神奈川県にも、外国人は増え続けています。とりわけ外国人生活者は、日本語の習得、教育、医療、労働などの社会保障が、日本人と比べ十分ではなく、まだ、私たちが暮らす社会には、外国にルーツを持つ人が十分に社会参画できない状況があります。
そうした国内外の諸問題を地球規模で考え、身近なことから行動する人、あらゆる人々が平和に人間らしく共生できる社会の実現のため、日々の生活の中で課題解決に向けてとりくむ人。このような人を「地球市民」と呼んでいます。
あーすぷらざでは、異なる文化、異なるルーツをもつ人々が、共に生きることのできる社会を実現するために、地球市民意識をはぐくむための学びの場を提供するとともに、多文化共生の地域社会づくりの実践者、そして、外国籍住民や支援者をサポートする事業を行っています。
栄区なう!TV「あーすぷらざ特集」(2017年2月) https://www.youtube.com/watch?v=T-TZQYla36E