あーすぷらざ > あーすぷらざについて
“あーすぷらざ”(神奈川県立地球市民かながわプラザ)は、私たちが地球に暮らす一員として、世界の文化や暮らしについての国際理解や国際平和、地球規模の課題について、日々の生活の中で考え、自分にできる身近なことから行動していくための総合的な施設です。神奈川県が1998(平成10)年2月に横浜市栄区(JR根岸線「本郷台」駅前)に設置しました。
※「神奈川県立地球市民かながわプラザ」が正式名称で、
“あーすぷらざ”は愛称です。
当館は1998年2月に開館して、本年をもって26年目となります。
こどもの国際理解展示室、こどもファンタジー展示室、平和展示室をはじめとする常設展示室。当館のテーマでもある「国際理解」「国際交流」「環境」「平和」「人権」「多文化共生」を学べる企画展示。また、それらをより身近に感じられる本・雑誌・DVDを取り揃えている、映像ライブラリー、情報フォーラム。多岐にわたり、県民の皆さまにご利用いただける貸出施設があります。小さいお子さまから、年代を問わず多くの方にご利用いただける施設となっております。皆さまが楽しく学べるあーすぷらざとなるように職員一丸となって運営してまいりますので、ぜひ、何度でも気軽に足をお運びください。
職員一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)
館長 石井 範子(いしい のりこ)
(指定管理者 公益社団法人青年海外協力協会)
神奈川県は、“あーすぷらざ”の管理運営について、2006(平成18)年4月から指定管理者制度を導入しました。2011(平成23)年度より2015(平成27)年度までは、公益社団法人青年海外協力協会・株式会社金港美装が、2016(平成28)年度より公益社団法人青年海外協力協会が指定管理者として“あーすぷらざ”の運営を行っています。
公益社団法人青年海外協力協会ホームページ https://www.joca.or.jp/
あーすぷらざでは、地球市民意識をはぐくみ、多文化共生に関する理解を深めるとともに、国際交流・協力等の活動を促進するために、様々な展示、イベント、セミナーや学習会を開催しています。
世界には、戦争や紛争、自然破壊や地球温暖化などの環境問題、貧困や格差、開発の不均衡など、一国では解決できず、地球的な規模で取り組まなければならない課題がたくさんあります。
また、経済のグローバル化に伴い、人々の国際移動はますます活発化し、神奈川県にも、外国人は増え続けています。とりわけ外国人生活者は、日本語の習得、教育、医療、労働などの社会保障が、日本人と比べ十分ではなく、まだ、私たちが暮らす社会には、外国にルーツを持つ人が十分に社会参画できない状況があります。
そうした国内外の諸問題を地球規模で考え、身近なことから行動する人、あらゆる人々が平和に人間らしく共生できる社会の実現のため、日々の生活の中で課題解決に向けてとりくむ人。このような人を「地球市民」と呼んでいます。
あーすぷらざでは、異なる文化、異なるルーツをもつ人々が、共に生きることのできる社会を実現するために、地球市民意識をはぐくむための学びの場を提供するとともに、多文化共生の地域社会づくりの実践者、そして、外国籍住民や支援者をサポートする事業を行っています。
栄区なう!TV「あーすぷらざ特集」(2017年2月) https://www.youtube.com/watch?v=T-TZQYla36E