新しく入った本
pick up
『知らなかった、ぼくらの戦争 』 アーサー・ビナード ∥ 編著 小学館 2017年 文化放送の戦後70年特別企画番組「アーサー・ビナード『探しています』」(2015年4月から1年間放送)で、ビナード氏は日本とアメリカの各地へ赴き、多くの戦争体験者にインタビューを行いました。その中から23名の体験談を選んで書籍化したものです。 強制収容所に収容された日系人、生まれ育った択捉島を追われた人、学徒動員されて毒ガス工場で働いた人、引き揚げ者、対馬丸の生還者など、さまざまな立場の方々の体験が収められています。そこに、日本と日本語に精通したアメリカ出身の詩人ビナード氏ならではの視点から、示唆に富んだ考察が加えられています。知っているつもりになっていたけれど「知らなかった」戦争の真実が語られる、貴重な記録となっています。
そのほかの関連書籍
(左から) 『幸せってなんだっけ? : 世界一幸福な国での「ヒュッゲ」な1年 』ヘレン・ラッセル ∥ 著 鳴海深雪 ∥ 訳 CCCメディアハウス 2017年
『外来種のウソ・ホントを科学する 』ケン・トムソン ∥ 著 屋代通子 ∥ 訳 築地書館 2017年
『自分とは違った人たちとどう向き合うか : 難民問題から考える 』 ジグムント・バウマン ∥ 著 伊藤茂 ∥ 訳 青土社 2017年
『子どもの力を伸ばす子どもの権利条約ハンドブック 』木附千晶 ∥ 文 福田雅章 ∥ 文 CRC日本 ∥ 監修 自由国民社 2016年
無断コピー禁止
pick up
『すごいね!みんなの通学路(世界に生きる子どもたち)』 ローズマリー・マカーニー ∥ 文 西田佳子 ∥ 訳 西村書店 東京出版編集部 2017年
世界中の子どもたちが学校に通う様子を収めた写真絵本です。国や地域によっては学校へ行くのは簡単ではありません。川を歩いて渡ったり、船をこいだり、崖をのぼったりする子もいれば、危険な橋やワイヤーの上を渡っていく子もいます。アフリカには、机を自分で持って通う子もいます。どうしてそんなに大変な思いをして学校へ行くのでしょう? それは、みんな学校が大好きだからだと、この本は伝えています。友だちに会える楽しさや教育の重要性を感じさせてくれるのと同時に、子どもたちが安全に登校できるようになるために、何ができるのかを考えさせられる絵本です。
(左から) 『ふくはなにからできてるの? : せんいのはなし』 佐藤哲也 ∥ 文 網中いづる ∥ 絵 福音館書店 2016年
『ひとりひとりのやさしさ』 ジャクリーン・ウッドソン ∥ 文 E.B.ルイス ∥ 絵 さくまゆみこ ∥ 訳 BL出版 2013年
無断コピー禁止
くらべてみよう!映像資料と関連図書
※映像の閲覧には利用者カードが必要です。
DVD
『疎開した40万冊の図書 : ドキュメンタリー映画』 金髙謙二 ∥ 監督・編集 シネマボックス 2013年
書籍
『疎開した四〇万冊の図書』 金髙謙二 ∥ 著 幻戯書房2013年
DVD
『あの日、僕らは戦場で : 少年兵の告白 : アニメ ドキュメント』 NHKスペシャル制作班 ∥ 作 新日本出版社 2016年
書籍
『あの日、僕らは戦場で : 少年兵の告白(NHKスペシャル : 70年目の戦争と平和 : NHK DVD 教材)』 NHKエンタープライズ2016年
DVD
『わたしはマララ : 特別編 : He named me Malala 』 デイヴィス・グッゲンハイム ∥ 監督・製作 ウォルター・ F・パークス ∥ 製作 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン 2016年
書籍
『わたしはマララ : 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』 マララ・ユスフザイ ∥ 著 クリスティーナ・ラム ∥ 著 金原瑞人 ∥ 訳 学研パブリッシング2013年
DVD
『おまえ うまそうだな 』 宮西 達也 ∥ 原作 藤森 雅也 ∥ 監督 ハピネット 2010年
書籍
『おまえうまそうだな (絵本の時間 23) 』 宮西達也 ∥ 作・絵 ポプラ社 2003年
無断コピー禁止