実 施 日:2017年10月27日(金)
時 間:13:00~14:40 (うち実質講演時間 13:10~14:30)
会 場:玉川大学 ELF棟516教室
参加者:32名(大学4年生・教育企画部広報課)
実施内容(プログラム):教職実践演習‐テーマ『地域の教育資源と連携』
① 様々な児童生徒の現実について
② 新卒教員として知っておくべきこと
③ マイイノリティの子ども達にどんなサポートができるのか
④リソースとして役立つ施設や教材等の紹介 等
講師:外国人教育相談担当職員 渡辺早織
外国人教育相談サポーター(タガログ語) 宮嶋ジャネット 以上2名
【当日の様子】
教職免許の必修授業「教職実践演習」 を履修している 玉川大学教育学部の4年生を対象に出前講座を行いました。 この授業は、来年4月から教壇に立つ学生達も多く、教師として出発できるようにこれまでの学びと経験を総括する授業です。全体を通して、講師の話に真剣に耳を傾け、学生さんにとって、学びのある時間になった様子でした。
あーすぷらざ外国人教育相談の概要や外国につながる児童や保護者の支援を考えていく上でポイントとなる視点、資料等を紹介したことで現場に入ったらすぐに活用できる情報を提供することができました。また教育相談サポーターを講師とし、外国出身の保護者としての体験談やフィリピンの文化について紹介する時間を設けたことで、国によって考え方や背景がさまざまであること、また担任として外国につながる子どもたちや保護者にどういった対応や考え方をするか等を学生さんたちに考えてもらう機会となりました。
【講座後に寄せられた学生の声】
・学校現場で利用できる施設やツールを知ることができ、とても勉強になった
・保護者の目線から困ること、分からないことについて知ることができて良かった
・外国につながる児童生徒を学級にもったときの関わり方のイメージが持てた
・相談サポーターの体験談でどんなことに困ったかという生の声を聞けて良かった
・初めて多文化共生に関する講座を受け、視野が広がった
・今回の学びを活かし、紹介して頂いた資料を活用しながらすべての子どもが居場所として安心できる学級をつくっていきたいと思った
・自分が教員となった際に相談できる施設や活用できる資料を紹介していただけたのがとても良かった
など
【玉川大学 ホームページ内 関連記事】
●外国につながる子供たちの指導を現場から学ぶあーすぷらざの出張授業。
http://www.tamagawa.jp/education/report/detail_13548.html
あーすぷらざでは、このような出前講座を有料で実施しています。
これからも教員志望対象の学生向けの出前講座として今回の内容のような講座を実施し、共に外国につながる子どもたちへの教育を考えていく機会をつくっていきたいと考えています。
詳細については、あーすぷらざ多文化共生・情報課 045-896-2896/tabunka@earthplaza.jp 出前講座担当までお問い合わせください。
【講座の様子】