セバスチャン・サルガド / 地球へのラブレター
2017年03月11日(土)
映画 『セバスチャン・サルガド / 地球へのラブレター』
【本作へのコメント】
谷川俊太郎(詩人)「凄いとしかいいようがない、この映画も、サルガドという人間も。」
坂本龍一(音楽家)「サルガドの写真には、カメラを向けている当の風景における光の様態の一瞬を、そのまま銀板に焼き付ける写真家というものの本質を見ることができる。」
【本作の概要】
ブラジルに生まれ、ユージン・スミス賞をはじめ、多くの賞を受賞する世界的な報道写真家であり、大自然の保全や復元に尽力する環境活動家としても知られている今世紀最も偉大な写真家セバスチャン・サルガド。彼の作品は、たった一枚で見る者の心を打ち、人生を変えてしまうほどの深い感動を呼び起こす。
「神の眼」とも呼ばれる奇跡的な構図、モノクロを基調とし荘厳なまでに美しい作品の数々を彼はいかにして撮りつづけて来たのか?
『パリ、テキサス』『ベルリン・天使の詩』などの劇映画のみならず、数々の傑作ドキュメンタリーを世に送り出してきたヴェンダース監督とサルガドの長男であるジュリアーノ・リベイロ・サルガド監督、二人の映像作家がそれぞれの切り口で稀代の写真家の人生を辿って行く。
世界の映画祭で確実に評価された映像叙事詩。
2014年アカデミー賞 最優秀長編ドキュメンタリー映画賞ノミネート作品
2015年ベルリン国際映画祭 ヴィム・ヴェンダース監督 栄誉金熊賞 受賞
2015年セザール賞 ドキュメンタリー賞 受賞
2014年カンヌ国際映画祭 ある視点特別賞 受賞/エキュメニカル審査員賞 受賞
2014年サンセバスチャン国際映画祭 観客賞 受賞
【本作の詳細】
これまでサルガドは常に人間と向き合い、死、破壊、腐敗といった根源的なテーマを扱ってきた。だが、ルワンダ内戦のあまりにも悲惨な光景を前に深く傷つき、心を病んでしまう。故郷に戻ったサルガドを待っていたのは、まるで彼の心を写したかのように荒れ果てた大地だった…。
長年連れ添い、いくつものプロジェクトに二人三脚で携わってきた妻レリアは、ある壮大な提案をする。それは、新しいプロジェクト「GENESIS(ジェネシス)」の始まりだった――。
2004年から始められたGENESISでは今も地球上に残る未開の場所―ガラパゴス、アラスカ、サハラ砂漠、アマゾン熱帯雨林など、生と死が極限に交わる、ありのままの地球の姿がカメラにおさめられる。サルガドは言う、GENESISとは地球への「ラブレター」なのだと。
誰もが息をのみ、胸打たれる構図に込められたサルガドの想い。それは彼が、幾多の苦しみの果てに見い出した、希望への祈りなのだ。
監督:ヴィム・ヴェンダース、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド
ドキュメンタリー(2014年/フランス、ブラジル、イタリア/110分/日本語字幕)
ゲスト:MiTAMA Voice Harmony
日時 | 2017年3月11日(土) 14:00~16:10 上映前にMiTAMA Voice Harmony のコーラス付 ※30分前開場 |
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場所 | 2Fプラザホール |
入場料 | 大人400円/小中学生100円 |
対象 | どなたでも |
定員 | 当日先着200名 ※定員に達した場合、入場はできませんので、あらかじめご了承ください |
主催 | 神奈川県立地球市民かながわプラザ (指定管理者:公益社団法人青年海外協力協会) |
お申込み | 申込不要 |
TEL | 045-896-2121 |
gakushu■earthplaza.jp(■を@に変更してください) |