バジュランギおじさんと、小さな迷子
2019年10月14日(月祝)
映画『バジュランギおじさんと、小さな迷子』
原題:BAJRANGI BHAIJAAN
監督:カビール・カーン
出演:サルマン・カーン/ハルシャーリー・マルホートラ/カリーナ・カプール/ナワーズッディーン・シッディーキー/シャーラト・サクセーナ/オーム・プリーほか
【あらすじ】
パキスタンの小さな村に暮らす少女シャヒーダーは、母親と一緒にインドのイスラム寺院を訪れるが、帰り道で迷子になってしまう。困り果てた彼女は、ヒンドゥー教の熱心な信者パワンと出会うが…。 歴史、宗教、経済など様々な分野で対立し合うインドとパキスタン。国や宗教を超えて織りなす2人旅を描いた話題のヒット作。
(ドラマ/2015年/インド/159分/ヒンディー語音声・日本語字幕)
【観る前に知っておきたい】
お隣の国と外交関係で対立しています…インドとパキスタンの話です。
主だった宗教も異なります。お互いに核を保有する国です。
両国の係争地であるカシミール地方をめぐり、緊張状態が続き、この夏にはアメリカのトランプ大統領がインドのモディ首相、パキスタンのカーン首相の双方に電話会談し、二国が自制する必要性をうったえているほどです。映画は、そのインドとパキスタンという出身の異なる二人が出会い、旅をするストーリーです。
撮影はインド各地で行われました。大都市のデリーをはじめ、パキスタン国境付近のパンジャーブ、ラジャスタンのタール砂漠カシミールの山岳地帯など、インドの壮大な大自然がスクリーンに彩りを与えてくれます。
主人公パワンを演じるのは、サルマン・カーン。インド映画界で知らない人はいない有名な俳優です。ちなみに、苗字が同じカーン姓のボリウッド俳優に、アーミル・カーン(映画『きっと、うまくいく』主演)と、シャー・ルク・カーン(映画『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』主演)がおり、サルマン・カーンを合わせて「3大カーン」と呼ばれ、インド映画界を牽引してきました。
ほかの出演者もカリーナ・カプール(映画『きっと、うまくいく』出演)やナワーズッディーン・シッディーキー(映画『LION/ライオン 25年目のただいま』出演)など、日本でも馴染みのある顔ぶれです。
成長著しいインド映画において、インド映画史上で第3位の興業収入という大ヒット作。上位の2作は実話をもとにしたスポーツ物の『ダンガル』と、アクション映画『バーフバリ』なので、ドラマ作品を好む方には、本作をおすすめします。
笑いと冒険に満ちた700キロの二人の旅が教えてくれる、何よりも大切なこと。それは、きっと、あなたの心にも温かい感動を届けてくれはずです。休憩なしで約2時間40分。のんびり、ゆったり、お楽しみください。
日時 | 2019年10月14日(月祝) ①10:00~ ②14:00~ ※各回30分前開場 |
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場所 | あーすぷらざ2階 プラザホール |
入場料 | 大人400円、小中学生100円 |
定員 | 各回当日先着200名 ※定員に達した場合、入場はできませんので、あらかじめご了承ください |
主催 | 神奈川県立地球市民かながわプラザ(指定管理者:公益社団法人青年海外協力協会) |
TEL | 045-896-2121 |
gakushu■earthplaza.jp(■を@に変更してください) |