【動画】シンポジウム 「こどもの絵」から多文化共生を考える
2021年03月31日(水)〜2021年04月30日(金)
【第1部】
【第2部】
2021年に開催21回目を迎える「カナガワビエンナーレ国際児童画展」を事例として、これまで果たしてきた実績に触れつつ、多文化共生社会のなかで「こどもの絵」がもたらす可能性について、登壇者それぞれの立場から参加者とともに考えます。
パネリスト
水沢 勉 氏 (神奈川県立近代美術館館長/カナガワビエンナーレ国際児童画展審査員)
王 節子 氏 (前横浜山手中華学校美術科教諭/カナガワビエンナーレ国際児童画展審査員)
鈴石 弘之 氏 (NPO法人市民の芸術活動推進委員会理事長/世界児童画展審査員)
ファシリテーター
杉浦 幸子 氏 (武蔵野美術大学芸術文化学科教授)
ゲスト
田中 直子 氏 (東京藝術大学大学院)
カナガワビエンナーレ国際児童画展とは
国際交流および国際理解の推進・啓発を目的として、海外および神奈川県の児童・生徒から絵画作品を募集して作品選考を行い、入選作品を展示(本展・巡回展)する展覧会事業。1981年に第1回展を開催、2021年で第21回を迎える。
「こどもの絵」を取り巻く状況
2021年で21回目を迎える「カナガワビエンナーレ国際児童画展」は、国際交流および国際理解の推進・啓発を目的として、海外と神奈川県の児童・生徒から絵画作品を募集して作品選考を行い、入選作品を展示する展覧会事業です。「日本」と「海外」という国境を越えた者同士がそれぞれの国の文化の違いを理解するという目的を達成するため、2年ごとの開催を続けてきました。
このおよそ40年で時代は大きく変化し、国内の在留外国人は、約293万人(2019年末日時点)と過去最高になり、「国際交流」とともに「多文化共生」への取り組みが進んでいます。神奈川県では、173の国と地域出身の約22万人(2020年1月時点)の外国人が暮らし、そのうちおよそ8500人(2019年度5月時点)が公立学校に通い、その数は年々増えています。
「こどもの絵」から考えたいこと
「日本」と「海外」に分けられないアイデンティティを持つ「ミックスルーツ」のこどもも増え、多文化共生社会が進んでいくなか、アートはどのような役割を果たせるのでしょうか?カナガワビエンナーレ国際児童画展がこれまで果たしてきた実績にふれつつ、「こどもの絵」が多文化共生社会を推進していく可能性について、参加者の経験や悩みを共有しながら一緒に考えます。
※すべての動画の録画や引用、無断転載を禁止させていただいております。
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