ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣

映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』
原題：DANCER （ドキュメンタリー/2016年/イギリス・アメリカ/85分）
監督：スティーヴン・カンター　劇中『Take Me To Church』演出・撮影：デヴィッド・ラシャペル

バレエ界きっての異端児の、知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー。
本作は、バレエに興味のない人でも、全く問題なく楽しめる映画。

ウクライナ出身、19歳で史上最年少の英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルとなったセルゲイ・ボルーニン。
彼は、その2年後、人気のピークで電撃退団する。そのニュースは、世界中に報道された。
スターダムから自滅の淵へ、などの噂すら消えたころ、彼は再び注目を集める。
それは、YouTube にアップした動画で…。

セルゲイは、歴史的なバレエダンサーであるルドルフ・ヌレエフの再来と謳われる才能に恵まれている。
本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは？

◇草刈民代（女優 / 元バレリーナ）さん本作についてのコメント
「踊ることに囚われたくない」。こんな天才ダンサーが現れたことがあっただろうか。自身の才能に翻弄されながらも、本当の自分を見出すために真摯に闘う彼の姿を通して、私たちはバレエの華やかさ、過酷さ、厳しさの極みを目の当たりにする。これほどまでに自分をさらけ出したダンサーはいない。(映画HPより引用)