ラジオ・コバニ
2019年02月11日(月祝)
映画『ラジオ・コバニ』
原題:Radio Kobani
監督:ラベー・ドスキー
(ドキュメンタリー/2016年/69分/BD/クルド語音声・日本語字幕)
◇イントロダクション
トルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街・コバニ。2014年9月から過激派組織「イスラム国」(I
S)の占領 下となるも、クルド人民防衛隊(YPG)による激しい迎撃と連合軍の空爆支援により、2015年1月に解放された。 人々はコバニに戻って来たが、数カ月にわたる戦闘で街の大半が瓦礫と化してしまった。そんな中、20歳の大学生ディロバンは友人とラジオ局を立ち上げ、ラジオ番組「おはよう コバニ」の放送を始める。
「未来のわが子へ。戦争に勝者などいません。どちらも敗者です」そう語るディロバンは、いつか生まれるであろうわが子、そして今後生まれてくる“コバニで何が起きたか知りたい全ての子供たち”に向けて、自分の街や家族、 友人たちが受けた悲惨な物語を手紙につづる。
戦闘真っ只中の2014年から、コバニに復興の光が差し込み始めるまでの激動の3年間を追ったカメラは、やがて日常生活のささやかな喜びや恋愛を享受するディロバン自身の姿も捉えている。
監督は、自身もクルド人のラベー・ドスキー。地雷や戦車を越えコバニに赴き戦地での撮影を敢行、クルド人兵士によるIS兵士の尋問にも立ち会った。
◇受賞多数
2016年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 オランダ・ドキュメンタリー部門 サウンド&ヴィジョン賞受賞
2017年コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭 F:ACT賞受賞 など
◇映画に関するコメント
深く傷ついてきた人々へ、希望を与えるドキュメンタリー。
未来を築くために立ち上がった、控えめだが力強い人たちの姿を描いている。
Backseat Mafia(カルチャーサイト)
戦争の傷跡、復興、希望と愛について 苦しみながらも親密に描かれた物語だ。
Baltic Sea Docs(映画祭)
日時 | 2019年2月11日(月祝) ①10:00~ ②13:00~ ③16:00~ ※各回30分前開場 |
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場所 | あーすぷらざ5階 映像ホール |
入場料 | 大人 400円、小中学生 100円 |
定員 | 当日先着120名 ※定員に達した場合、入場はできませんので、あらかじめご了承ください |
主催 | 神奈川県立地球市民かながわプラザ(指定管理者:公益社団法人青年海外協力協会) |
TEL | 045-896-2121 |
gakushu■earthplaza.jp(■を@に変更してください) |