実施日時:2019年9月19日(木) 10:00~11:30
会 場:高津市民館
参加者:10名(令和元年度高津市民館 保育ボランティア入門研修 受講生)
実施内容(プログラム):「外国とつながる子どもと関わるにあたって」
① あーすぷらざの機能、外国人教育相談窓口の開設背景・相談事例
②外国につながる子ども達との接し方、中国の子育て ~経験談、参考になる資料~
講師:
多文化共生・情報課 外国人教育相談担当職員 木村智子
外国人教育相談サポーター(中国語) 清水秋惠 以上2名
【当日の様子】
川崎市の公民館にて、日本語学習者のお子さんの保育ボランティアをされているみなさんや、その活動にご関心のある方を対象に、出前講座を行いました。
今回の出前講座を通して、まず、社会資源の一つである「あーすぷらざ」と、「あーすぷらざ外国人教育相談」の機能について知っていただくことができました。また、外国につながるお子さんや保護者と関わる上でのポイントとなる視点、資料等をお伝えしました。
中国出身の教育相談サポーターより、保護者としての体験談や中国の遊び、子どもへの言葉がけをご紹介し、みなさんで「きらきら星」を中国語で歌いました。
中国出身の清水サポーターの経験では「遠足でお水やお茶と同じようにジュースを持ってくるのはOK」「説明や注意をして、“分かった”と言われても繰り返すことがある。何回も伝え続けることも大切」とのお話があり、外国につながる方との関わり方を考えていただけるきっかけとなりました。
「言葉が通じなくても、しぐさや表情、日本語の声かけでも気持ちを伝えられる」とのメッセージに共感された方も多いご様子でした。
講座を通し、あーすぷらざ外国人教育相談の活用方法を知り、外国につながるお子さんや保護者の方との関わり方を共に考えたり、具体的なアクティビティを体験したりする良い機会となりました。
【講座後に寄せられた声】
・あーすぷらざの様子がよく分かり、出身国が違っても生活の中における困りごとによりそっていらっしゃるところがすばらしい。きっと外国からいらしたママ達も心強いと思う。
・あーすぷらざに行ってみたいと思いました。
・あいさつやよく使う言葉を、中国語、インドネシア語(今、ボランティア先にいる子どもたちの言語)で調べてみようと思いました。
あーすぷらざでは、多文化共生・国際理解等をテーマとした出前講座を有料で実施しています。
これからも地域の日本語学習や保育ボランティアの方等を対象とした出前講座を実施し、外国につながる子どもたちへの教育を共に考えていく機会をつくっていきたいと考えています。
ご希望の方は、下記担当までお問い合わせください。
■外国人支援・多文化共生出前講座
(外国籍県民を支援する支援者向けに、外国人支援や多文化共生をテーマにした出前講座):
045-896-2896 ( 9:00~17:00/祝日除く月曜休館 )/ tabunka@earthplaza.jp
■国際理解出前講座
(校外学習等での当館への訪問の難しい神奈川県内の学校を対象とした国際理解を深める出前講座): 045-896-2121 ( 9:00~17:00/祝日除く月曜休館 )
出前講座の詳細は、以下のページからご覧いただけます。
https://www.earthplaza.jp/ep/educators/demae.html
また、あーすぷらざ外国人教育相談の詳細につきましては、以下のページからご覧いただけます。
https://www.earthplaza.jp/ep/forum/foreign_education/index.html