【実施報告】2022年度 第4回 外国籍県民相談等に関する研修会

【当日の様子】

 

今年度第4回目の外国籍県民相談等に関する研修会は、「相談員が知っておきたい外国人技能実習について」と題し、今年4月に開設された技能実習相談窓口の設置の経緯や相談対応の実際などについてお話しいただきました。外国人技能実習機構東京事務所援助課援助係長加藤氏を講師に迎え、外国人技能実習制度、外国人技能実習機構の概要、業務内容、実習生から寄せられる相談内容等についてのご説明をいただきました。

前半の講義では、相談件数は今年度約90件で、ベトナム語の相談が半数程であり、その後に中国語、インドネシア語が続き、相談内容は「特定技能」への移行に関する事や、職場での労働条件や人間関係に関する相談が寄せられているとの事でした。相談対応では、機構に実際に寄せられた4つの相談事案を相談内容から対応まで丁寧にご説明していただきました。実習先で暴力、暴言を受けているので実習先を変更したいとの相談では、援助課の職員が実習生と管理団体それぞれから聞き取りをした上で、それを実習生に繰り返し説明した結果、このケースでは実習先の変更までには至らなかったとのお話しを聴き、実習生の不安や不信感を取り除き、信頼関係を築きながら対応していく相談への姿勢が伺えました。後半の質疑応答では、参加者から、「実習生と監理団体との間に入って相談対応するのでしょうか」「日ごろより実態調査等の目的で現場に赴くのでしょうか」等の質問がありました。

最後に講師から、技能実習生からの相談があれば各外国人技能実習機構の相談窓口を案内してほしい、これからも横の連携を大切にしていきたいとお話しがあり終了となりました。

参加した皆さまとの連携の機会となれば幸いです。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

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    1. 目 的:相談対応の向上等を含めた相談業務に必要なスキルの習得のため
    2. 日 時:2022年12月16日(金)18:00~19:30
    3. 開催形式:オンライン形式(ZOOM)での開催
    4. 参加者:70名(講師・あーすぷらざ多文化共生チーム 職員5名含む)
    5. 講 師:外国人技能実習機構 東京事務所 援助課 援助係長 加藤 誠
    6. テーマ:相談員が知っておきたい外国人技能実習について
    7. 内 容:
      【講義】加藤 誠氏 :65分(休憩5分)
      ・外国技能実習制度について
      ・外国人技能実習機構の概要、業務内容について
      ・実習生から寄せられる相談内容について
      【質疑応答】:20分

 

 

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